ほぼ「ママ」の日常

5歳の息子、1歳の娘を持つ2児の母です。仕事も少々。子育てまっただ中。

ノロウィルスに罹った

この時期はイベントごとも多くバタバタしがちなのに、さらに色んな病気が流行りはじめる。例にもれず、先々週半ばに娘が病気を貰ってきた。寝る前まではホントにいつもと変わりなかったのに、さあねるぞ!といったタイミングで突然の嘔吐。数時間後に、再度嘔吐。その後、数時間おきに大量の下痢・・・処理に夜じゅうてんやわんや。

ぐったりの娘を連れ、翌日病院で検査を受ける。保育園では、嘔吐下痢症状の子が何人かいるけど、診断がはっきりしてないと言われていたので、何か分からないけど感染性胃腸炎なんだろうなと思ってはいた。


すると、まさかのノロウィルスと判明・・・!それ感染力強くて症状がひどいやつ!と動揺していると、同じ園の子達が、同症状で今日は朝から何人も来ていると看護師さんが言う。看護師さんは保育園の電話番号を確認すると、早々に電話をかけていたようだった。恐らく、注意を促す電話だろう。集団感染という事になるのかな。

 

看護師さん曰く、ノロであろうと、ロタやアデノであろうと、ウィルス性の感染性胃腸炎には特効薬がなく対処療法なのだそうだ。つまり体内から出さないと治っていかない。一週間位登園は難しいといわれ、くらくらする。仕事どうしよう!?と心の叫びが聞こえたけれど、どう考えてもどうしようもない。

ちょっと放心状態な中、脱水症状に気をつけて、家族に感染しないように消毒して汚物処理に気を付けて、と細かく指導を受けた。その後、娘は大嫌いな点滴2時間コース。整腸剤と吐き気止めを貰って帰宅。

 

今更ながらに次亜塩素酸ナトリウム液を作り、いたるところを拭き掃除。
(その後の薬液ふき取りが不十分で、ちょっと色落ちしたものもあり)
リネン類は熱湯消毒。

※以下覚え書き※
嘔吐に直接処理する場合は、塩素系漂白剤を50倍に水でうすめて使用
  (次亜塩素酸ナトリウム濃度 約1000ppm)


トイレの便座などの消毒には、塩素系漂白剤を250倍に水でうすめて使用。
   (次亜塩素酸ナトリウム濃度 約200ppm

5%塩素系ハイター:500mlペットボトルに、約10cc(1000ppm)
5%塩素系ハイター:500mlペットボトルに 約2cc(200ppm)

ミルトン 500mペットボトルに50ml (1000ppm)

ミルトン:500mlペットボトルにミルトン約10ml (200ppm)

http://milton.jp/ekitai/faq_answer012.html
http://milton.jp/ekitai/faq_answer026.html

◆上記は漂白作用も有るの
でリネン類の使用には注意!


リネン類の熱湯消毒:85度~90度で90秒以上

参考になるサイト:


食品安全委員会:ノロウイルスの消毒方法 | 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する


 

ただ、ノロウィルスって大変感染力が強く、初回娘嘔吐の時に消毒処理が十分でなかった夫は、その2日後に発症。更に翌日、私も結局発症・・・1日かなりひどい症状があったが、回復は幸い早かった。休みは散々だったが、その後はなんとか乗り越えた。


唯一無事で一週間たった今も通常運転の息子は、ノロウィルスを「のろいのウィルスにみんなかかった」と間違って園の先生に報告していた。それにしても呪いのウィルスが妙にしっくりくる。


これからの季節、嘔吐処理セットは必須と学んだ2週間だった。